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トライフルの通し稽古を見てきました

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本番観るのを躊躇するほど、私にとっては衝撃的な時間でした。

皆さま、どうか本当にお時間つくって千種文化小劇場にお出かけ下さい。
見逃すのがあまりに勿体無い舞台です。

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NEVER LOSE『廃校366.0後日譚』は、青春期の終わりに差しかかった男たちと女たちの喪失の予感を切なく描いた傑作だった。観ていて胸が何度も詰まったのを今でもありありと思い出す。

あれから3年。

今回のトライフル『地上から110cm』は予感どころか、目前に迫る別れを剛速球で投げつける。
通し稽古を観て私は、胸を抉られ何度も正視出来ない瞬間を味わった。

片山雄一の肉体に、確かに歳月が刻まれたのだと私は感じた。

そう、人間歳を取れば出会いより別れの数が多くなる。
チェーホフではないが、それでも私たちは生きていかなければならないのだ。


かけがえのない誰かを失くした人は、みんなトライフルを観て声をあげて泣くといい。

涙を流すことで人は癒される。
いや、違うな。
人を癒すことが出来るのは、流した涙の数しかないのだ。

人生に演劇が必要だとすれば、それは間違いなくこのような瞬間によるのだと思う。

負けるな!ファイトだ、片山雄一!!


ジャコウネズミのパパ

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