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『悲劇、断章 ― Fragment / Greek Tragedy』

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平成19年度文化庁 『舞台芸術の魅力発見事業』
2008年1月24日(木)~1月28日(月)  ... 終了しました。ご来場有難うございました。

原作 / エウリピデス「トロイアの女」より
構成・演出 / 矢野靖人

出演 /
火田詮子
川渕優子(shelf)
川村岳(山の手事情社)
石原愛子
今枝千恵子
青木佳文

音響 / 角井方浩(shelf)
音響操作 / 猪塚好章
照明 / 則武鶴代
衣裳 / 竹内陽子 (TAKEUCHI)
舞台監督 / 永澤こうじ

主催 / 七ツ寺企画・shelf・文化庁
後援 / 愛知県文化振興事業団
企画・製作 / shelf

日時 / 2008年1月24日(木)~1月28日(月)
1/24(木)19:30 ★
1/25(金)14:00 ★ / 19:30 ★
1/26(土)14:00 ★ / 19:30 ★
1/27(日)14:00 / 19:30
1/28(月)19:30

・開場は開演の20分前、受付開始は開演の60分前です。
・★の回は終演後、演出家とゲストによるポスト・パフォーマンス・トークを開催します。

ゲスト /
1/24(木)19:30 松井周氏(俳優・演出家・劇作家、サンプル主宰)、片山雄一氏(演出家・劇作家、NEVER LOSE)
1/25(金)14:00 にへいたかひろ氏(俳優・劇作家、よこしまブロッコリー代表)
1/25(金)19:30 山村武善氏(静岡県舞台芸術センター・前芸術局長)
1/26(土)14:00 水谷イズル氏(現代美術)
1/26(土)19:30 森山直人氏(演劇批評)

場所 /
七ツ寺共同スタジオ Nanatsudera Kyodo Studio
名古屋市中区大須2丁目27-20 tel/052-221-1318

** 地下鉄鶴舞線「大須観音駅」下車 2番出口徒歩5分
地下鉄名城線「上前津駅」下車 8番出口徒歩10分

料金 /
一般 当日 3,500円 前売 3,000円(日時指定・全席自由席)
学生 当日 2,500円 前売 2,000円

※学生券は、大学生・専門学校生・高校生・中学生・小学生が対象となります。
※未就学児童のご入場は出来ません。ご了承下さい。

通し券 一般 6,000円
通し券 学生 4,000円

※通し券はshelf 『悲劇、断章』、双身機関 『今日は私の誕生日』、マレビトの会 『パライゾノート』3作品を各1回ご覧になれます。

※通し券をお持ちの方でも、事前に観劇日時をお知らせ下さいませ。お知らせのない場合、お席の都合で入場出来ない場合もございます。ご了承下さい。

前売り開始 / 2007年12月9日(日)

チケット取扱 /
七ツ寺企画:
052-221-1318(七ツ寺演劇情報センター)
info@nanatsudera.org

shelf:
090-6139-9578
info@theatre-shelf.org

・お名前/フリガナ/ご希望の日時/枚数/お電話番号をお願いいたします。折り返しこちらよりご連絡を差し上げます。
・ご予約は観劇日の前日まで随時受け付けます。

演出ノート

悲劇の再生―――

言葉はその時代その時代の人々の想いを映し出して来たものです。なかでもとくに戯曲に書かれた言葉は、それが人が声に発することを前提として描かれてあるが故によりいっそう切実な想い、のっぴきならないメッセージを伝え残しています。

古典戯曲を上演するということ。それは単に旧いものを大事にするというようなことではありません。歴史を見徹すことで我々は初めて、今・この場所における自分の文脈を再認識・再構築すること出来るからで、かつまた世界に対してアクチュアルで在り続けるためには、そのことが絶対的に不可避な事柄だからです。

歴史と言葉、身体と世界。そして悲劇。

徹底して救いのない物語でありながら、全編に叙情的な美しさが満ち満ちている「トロイアの女」。人類の最古層の記憶ともいうべきギリシア悲劇の名作を、shelf は現代に再生します。ご期待下さい。

矢野靖人

あらすじ

十年に渡って繰り広げられ、「トロイの木馬」の奸計によりトロイア陥落に終わったトロイア戦争。ギリシャ軍によってトロイアの男はすべて殺され、一夜にしてトロイアは滅びてしまった。

生き残ったトロイアの王妃ヘカベの元に、ギリシャ軍の使者が現われ、女はすべて奴隷や妾に決まったことが告げられる。神に仕える巫女・王女カサンドラはギリシャ軍総大将の妾にされ、ヘカベの息子ヘクトルの妻アンドロマケは、その遺児・アステュアナクスをギリシア兵に無理やり奪われ、城壁から突き落とされた挙句、自身はギリシア兵に連れ去られてしまう。

王妃ヘカベに次々とふりかかる耐え難い苦難の数々。

人間はなぜ生きるのか。絶望的な状況のなか、それでもお前は生きることを選ぶのか。

ヘカベの許に運ばれてくるアステュアナクスの遺体。涙も枯れたヘカベは、孫の遺体を死装束で飾る。背後で火の手が上がり、神の手で築かれたとも称えられた美しいトロイアはギリシャ軍の放った業火に跡形もなく燃え尽きてゆく。

矢野靖人プロフィール

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演出家。1975年名古屋市生まれ。北海道大学在学中に演劇を始める。1999年4月より青年団演出部に所属。2000年2月、青年団第5回若手自主公演side-b『髪をかきあげる』(作:鈴江俊郎)演出。退団後、演劇集団かもねぎショット演出助手等を経て2002年2月shelf始動。代表作は、AAF戯曲賞ドラマ・リーディング『大熊猫中毒』(作/半澤寧子)、『R.U.R. a second presentation』(作/カレル・チャペック)、『構成・イプセン ― Composition / Ibsen』 (作/ヘンリク・イプセン)等。古今の作家のテキストを題材に再構成し上演するプロジェクトを続けている。
自身のプロデュースする shelfの他、2006年より横濱・リーディング・コレクション(共催/横浜SAAC、横浜市市民活力推進局)プロデューサー、総合ディレクターを務める。日本演出者協会会員、(財)舞台芸術財団演劇人会議会員。

火田詮子プロフィール

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18才の時に、名古屋アンダーグランド演劇界の草分け「シアター36」に参加。「あなたは女優だけには向いていない」といわれたのがきっかけで女優を志す。その後35年あまり名古屋を代表する女優として、名古屋演劇史に残る数多くの舞台に出演。又、演劇以外にも、朗読、自主映画、ラジオ、テレビドラマ、ブレヒトソング(1999年CD発表)ライブ等、その独特の存在感、演技力で広範囲の活動を展開中。2004年2月よりカルヴァドスにてチェロの加藤泰徳とともに"中島敦を読む"シリーズ開始。

主な舞台出演作:
「寿歌」(T・P・O師★団)、「VOICEの横断」(OST-ORGAN)、「高丘親王航海記」(七ツ寺企画・少年王者舘)、「大須の杜のマンカイの下」(七ツ寺企画・大須観音境内演劇)、「マダムX」('99アクターズフェスティバル)、「朗読・蕨野行」(七ツ寺企画)、「朗読劇・桜の園」(reading・Session)、「ヌマンシア」(劇団クセックACT)ほか多数。

about theatre company shelf / shelf について

"shelf"はbook shelf(本棚)の意。

何もない世界の両端を区切ることによって生まれる空間、 沢山のテキストが堆積・混在する書架をモチーフに活動を展開。近年は、身体と身体の一部としての言葉との関係、言葉の発生する現場を炙り出すべく、意識的に文脈からズラされたテキストを題材に選び取り構成・上演する作業を続けている。

*

作家でなく、また作・演出家でもない、演出家の主宰するカンパニーであるということを、 一回一回きちんと企画の意図を考え、丁寧に活動を続けている美術館をモデルに考えてみました。 演出家はアートディレクターであると同時に社会に対してキュレーターのような存在でもあるべきだと考えます。shelfは、舞台芸術の企画、コーディネーション、キュレーション、制作、運営以下の業務をトータルに考え・受け持つことで作品、技術、空間構成、宣伝まで一体となった活動を行います。

... shelf 公式サイトより

shelf:
東京都世田谷区桜上水3-9-6-102
tel. 090-6139-9578 fax. 03-5317-0802
e-mail info@theatre-shelf.org
http://theatre-shelf.org


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2006年 5月「R.U.R. a second presentation (再演、R.U.R.)」@世田谷・シアタートラム
撮影:藤倉善郎

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2006年12月「構成・イプセン ― Composition / Ibsen」@名古屋・七ツ寺共同スタジオ

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2007年 8月横濱・リーディング・コレクション#3 岸田國士を読む!「顔」@横浜・相鉄本多劇場
撮影:藤倉善郎

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