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『今日は私の誕生日』

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2008年2月14日(木)~2月18日(月) ... 終了しました。ご来場有難うございました。


原案 / タデウシュ・カントル(ポーランド、画家・彫刻家・演出家)
演出 / 寂光根隅的父
音楽 / 新田誠(Triangle 2nd)
美術 / 水谷イズル

出演 /
松本信一(双身機関)
石原愛子
猪塚好章
みすず
佐伯知佳子
三浦桃子
小林なつみ
前田達男
古川遠(花嵐)

照明 / アイカワマサアキ
音響 / 大谷真央(愛知淑徳大学演劇研究会「月とカニ」)
衣裳 / 木場絵理香
演出助手 / 小川麻美
舞台監督 / 柴田頼克(TeamShotWorks)
制作 / 水谷希恵(TeamShotWorks)

主催 / 七ツ寺企画・双身機関

日時 / 2008年2月14日(木)~2月18日(月)
2/14(木)19:30
2/15(金)19:30
2/16(土)15:00 ★
2/17(日)15:00 / 19:30
2/18(月)19:30 ★

・開場は開演と同時刻です。
・★の回は終演後、演出家とゲストによるポスト・パフォーマンス・トークを開催します。

ゲスト:
15日(金)新野守広氏(ドイツ文学者・演劇評論家)
18日(月)松田正隆氏(マレビトの会主宰、劇作家・演出家)

場所 /
七ツ寺共同スタジオ Nanatsudera Kyodo Studio
名古屋市中区大須2丁目27-20 tel/052-221-1318

** 地下鉄鶴舞線「大須観音駅」下車 2番出口徒歩5分
地下鉄名城線「上前津駅」下車 8番出口徒歩10分

料金 /
一般 当日 3,500円 前売 3,000円(日時指定・全席自由席)
学生 当日 2,500円 前売 2,000円

※学生券は、大学生・専門学校生・高校生・中学生・小学生が対象となります。
※未就学児童のご入場は出来ません。ご了承下さい。

通し券 一般 6,000円
通し券 学生 4,000円

※通し券はshelf 『悲劇、断章』、双身機関 『今日は私の誕生日』、マレビトの会 『パライゾノート』3作品を各1回ご覧になれます。

※通し券をお持ちの方でも、事前に観劇日時をお知らせ下さいませ。お知らせのない場合、お席の都合で入場出来ない場合もございます。ご了承下さい。

前売り開始 / 2007年12月9日(日)

チケット取扱 /
七ツ寺企画:
052-221-1318(七ツ寺演劇情報センター)
info@nanatsudera.org

双身機関:
070-5405-4207(TeamShotWorks)
r_w_2007@wm.pdx.ne.jp

・お名前/フリガナ/ご希望の日時/枚数/お電話番号をお願いいたします。折り返しこちらよりご連絡を差し上げます。
・ご予約は観劇日の前日まで随時受け付けます。

演出ノート

現代演劇の普遍化に向けて

'90年3月、カントルと劇団クリコット2の最後の来日公演、『くたばれ芸術家』『私は二度と帰らない』の2本には衝撃を受けた。それらはその少し前に読んだイエジー・グロトフスキーの「実験演劇論」と合わせ、ポーランド演劇を深く私に刻印した。勿論有名な『死の教室』も凄まじかったが、'82年の私はまだ高校生で、(何だ、これは)という以上の感想を持てなかった。ただ、前衛劇という言葉の響きだけが頭に残った。その後、鈴木忠志、太田省吾、維新派、ロバート・ウィルソンなどの巨星達を順番にクリアーしながら、私は「演劇とは何か」という根源的な問いかけを少しずつ深めるようになり、そして'90年はやってきた。同じ年の8月、寺山修司『奴婢訓』の再演と合わせ、その衝撃は今でもコルセットのように私の体を拘束している。

カントル死後のクリコット2は見る影も無いらしい。日本においても演劇の現場からラディカルな実験が少なくなって久しい。何より大きな実りを挙げた前衛劇の数々の舞台を、演出家の個性に収斂させてしまう傾向が著しい。だが、ニジンスキーが偶さか誰よりも高く跳躍して見せたところからクラシックバレエの、チェーホフ、スタニフラフスキーの2人の天才からリアリズム演劇の、それぞれ100年の歴史が始まったことを思えば余りに貧困なのではないだろうか?

文化芸術に活力が無いということは畢竟、社会に元気が無いということである。ギリシャ演劇が都市国家の最盛期に生まれたように、イギリス帝国の興隆期にシェイクスピアが、ロシア革命の準備期にチェーホフが出たように、ファシズムに抗う力と世界の変革を未だ信じる精神がアバンギャルド演劇を生み出したのだ。(カントルの舞台にはアウシュビッツとパックス・ソビエチカの記憶が生々しく現れている!)私たちは人類の未来を諦めないために、寺山修司の、太田省吾の、岸田理生の、安部公房の、そしてタデウシュ・カントルのどこまでが私的で、どこから先が普遍の財産と成り得るのか、検証を始めなければならない。今回の舞台は自らの及ばぬ力を知りつつも、このような闘争に参画するささやかな宣言書である。

寂光根隅的父

寂光根隅的父プロフィール

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演出家、双身機関主宰。皇學館大學卒。寺山修司、カントルなどの影響を受け、身体表現としての演劇を志向。
1994年よりアスベスト館、天使館において舞踏ワークショップに参加。1995年に双身機関を結成。以後、企画・演出を担当、身体と空間を軸にした実験的な公演活動を続けている。1995年より七ツ寺共同スタジオの企画・制作スタッフとしても活動。企画によって演出助手やプロデューサーも務める。近年は劇団外部での共同作業も多い。
主な演出作品に、双身機関 『山の上で裸足のバイエルが泣いてた』『コール』、七ツ寺プロデュース 『ハムレットマシーン』(作/ハイナー・ミュラー)、寂光根隅的企画 『夢十夜』、市街劇『箱男と箱女』(原作/安部公房) 等。日本演出者協会会員。

関連企画

1:交流会「演劇で行く!ポーランドの歩き方―日本ポーランド国交回復50周年記念―」
12/27(木)19:00~@七ツ寺共同スタジオ
パネリスト / 関口時正(東京外国語大学総合文化講座(ポーランド文化論)教授)、寂光根隅的父(双身機関・演出家)ほか
入場料 / 1,000円(申込先着50名)

2:古川遠・寂光根隅的父 舞踏デュオ
2/16(土)19:00~@七ツ寺共同スタジオ
演奏 / 新田誠スペシャルユニット
入場料 / 2,000円
※『今日は私の誕生日』観劇チケットお持ちの方は1,000円で御覧になれます。

about soshinkikan / 双身機関について

1995年3月結成 ――― 

2005年には商店街での市街劇『箱男と箱女』(原作:安部公房)を上演、2006年にはパフォーマンス作品 『ファシズム!』をもって韓国ソウルのギャラリー、 名古屋陶磁器センター、東京都美術館、三重県伊勢市のカフェを巡演するなど常に既成の劇場ではない新たな空間との出会いを求め続けている。

企画公演にも積極的に取り組み、2006年秋に元天井桟敷・高田恵篤演出による 『カッコー's ネスト』 をもって名古屋・東京2都市公演を敢行。

“双身”とは、修験道など日本古来の信仰に見られる、男や女、善と悪の2対の神が一体になった姿を指す言葉である。そこには西洋の二元論とは異なる日本人独自の価値観が現われている。双身機関という劇団名には、近代以降忘れられつつあるこうした思想を単に回顧するのではなく、現代のシステム(=機関)に活かすための方策を探ろうという決意が込められている。

台詞偏向に陥る近代以降の演劇状況に対して、身体や空間との関わりから表現の手段を捉えなおし、前近代と近代、西洋と東洋といった二元論を超克する。

公演毎のテーマとも合わせたこうした活動を通し、社会の新しい方向性を提示したい。

また公演以外にも、活動の成果を広く一般の人に還元するため、 様々なワークショップ、上映会などを多数開催している。

... 双身機関 公式サイトより

双身機関:
名古屋市中村区長筬町二丁目26-1 松栄荘5号室
tel. 090-1625-6425 (土屋)
info@soushinkikan.org
http://soushinkikan.org/

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2007年 7月「ソラ・ハヌル・ランギット」@こまばアゴラ劇場

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2006年12月「ファシズム!」 @伊勢・カフェレリッシュノート
ともに撮影:構久夫

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