地域といわれる場所で演劇を志している人は、たくさんいると思うし、金沢で活動している私もその一人です。
地域で活動していて、生活の中心が演劇であるような、同世代の若い演劇人となかなか出会う機会が少ないというのが実感です。
古の旅芸人のように遊牧する演劇人の姿、ジプシーやラマのように全財産を鞄一つに詰め込んで、身一つで世界を渡っていく姿には、憧れを感じる。
今回の企画を通してすくなくとも「遊」を志す演劇人が地域を越えて出会い、お互いが生活レベルを超えた体験を作り出すきっかけになればという思いで、名古屋に引き続き「演劇遊牧民計画」を金沢でもやりたいと思います。
金沢でぜひ会いましょう!
本庄亮(演出家、F融合科学研究所主宰、劇団アンゲルス所属・金沢)
日 時:2010年4月15日(木)~18日(日)
場 所:劇団アンゲルススタジオ(金沢市彦三町2-10-13)
MAP:http://www.theater-angelus.com/studio.html
定 員:名古屋、京都各3名
応募締め切り:4月8日(木)
費 用:交通費実費のみ ※宿泊無料(アンゲルススタジオにて宿泊)、食事補助有
持ち物:動きやすい服装、筆記用具、など
内 容:金沢、名古屋、京都の演劇人が寝食を共にし、2つのグループに分かれて小さな発表を行います。
今回のテキストとして安部公房とハイナー・ミュラーの作品を取り上げます。
■作品について
安部公房 小説から「カンガルーノート」の一部=(Aグループ)
ハイナー・ミュラー「ハムレットマシーン」=(Bグループ)
■プログラム概要
15日:12:00 アンゲルスタジオ集合
ミーティング(自己紹介、グループ分け等)、稽古など
16日:発表会(会場未定)
17日:発表会(アンゲルススタジオにて)
18日:街歩き
主催:F融合科学研究所(金沢)
協力:劇団アンゲルス(金沢)
名古屋事務局連絡先
tel. 090-1625-6425 (七ツ寺共同スタジオ)
e-mail info@nanatsudera.org
HP http://nanatsudera.org
金沢事務局連絡先
tel. 070-5632-5566 (本庄)
e-mail gekidann-f@hotmail.co.jp
HP http://www.gekidanf.com/
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演劇人遊牧民計画とは?
名古屋・金沢・京都が持ち回りで開催する滞在型の演劇プロジェクト。このプロジェクトでは、参加者それぞれが抱える地域での演劇環境の問題や生活レベルの問題を乗り越え、同じ時代を生きる演劇人として何がお互いの興味を引き付けるかを考え、実践することで、地域を越えた共振を引き起こすことを目的とする。
第一回目は2010年1月に名古屋・七ツ寺共同スタジオにて開催。
今回は第二回目として金沢・アンゲルススタジオを拠点として開催します。
第三回目は京都を予定。
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■F融合科学研究所:
石川県金沢市を拠点に活動する、若手クリエイター集団。演劇製作を活動の中軸とし、主に喫茶店やスタジオなど小空間での公演を行う。作品は、A・チェーホフ(ロシア)等の戯曲や文学作品の舞台化、オリジナル作品、野外パフォーマンス等様々。既成概念にとらわれず、演劇の可能性を多角的に検証し、実験を重ねている。2009年末には石川県輪島市にて一ヶ月間のレジデンスを行い、塗師蔵を改装したギャラリーで公演を行う。
■本庄亮(ほんじょうまこと)
2004年学生演劇の仲間を中心に劇団Fを旗揚げ。喫茶店やギャラリーを中心に精力的に作品制作に取り掛かる。
同年、世界見聞のため一時ブラジルに渡伯。しばし活動を休止。
美術家との共同制作や野外パフォーマンスなど演劇的な枠にとらわれない自由な作品制作を思考し現在も活動中。
2007年、演劇修行のため劇団アンゲルス入団。代表岡井直道に師事。同劇団では俳優として国際演劇祭参加作品など多数の公演に出演。2008年をもって劇団Fを解散し、2009年よりパフォーマンスユニット“F融合科学研究所”の活動を開始する。
■演出作品
「スナーク」原作:ルイス・キャロル/M・エンデ(カフェテアター公演)
「武蔵戦隊近江レンジャー」作:熊野盛夫(企画合同公演)
「駐車禁止~どうにも止まらない~」(野外展示アート作品とのコラボレーション/主催:アースデー石川)
「結婚披露宴」原作:A・チェーホフ(かなざわ演劇祭2008参加作品/ドラマ工房での本公演に加え、水上ステージでのプレ公演も上演)
「課題戯曲:プロポーズ」原作:A・チェーホフ(福岡演劇フェスティバル創作コンペティションvol.2[演出家コンクール]:最終審査選出)
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むかしむかし、定住して暮らす日本人が今よりずっと少なかったころ、旅芸人やお坊さんの伝える色々な唄や踊りや芝居が各地の文化と混ざり合い、それはそれは面白い芸能を創りだしていました。
私たちのまわりでは目が回るほどたくさんの情報が日々駆けめぐり、私たちは会ったこともない人が何をしているかを知るようになり、おかげですっかりみんなおんなじ顔になってしまいました。
やはり人間はバラバラが面白いと思います。知らない人と出会いましょう!本やテレビも良いですが、やっぱり顔をあわせてお話したいですね!!昔のような遊牧民に戻りようはないですが、少しでもまちとまちを行きかいながらふれ合いたい。そんな願いをこめて新しいワークショップをはじめます。どうぞお集まり下さい!
ジャコウネズミのパパ
■ ジャコウネズミのパパ
演出家、双身機関主宰。皇學館大学卒。寺山修司、カントルなどの影響を受け、身体表現としての演劇を志向。
1994年よりアスベスト館、天使館において舞踏ワークショップに参加。
1995年に双身機関を結成。以後、企画・演出を担当、身体と空間を軸にした実験的な公演活動を続けている。
同年より七ツ寺共同スタジオの企画・制作スタッフとしても活動。企画によって演出助手やプロデューサーも務める。
近年は劇団外部での共同作業も多い。
主な演出作品に、双身機関 『コール』、市街劇『箱男と箱女』(原作/安部公房)、『ハッピーアイスクリーム』
七ツ寺プロデュース 『ハムレットマシーン』(作/ハイナー・ミュラー)
寂光根隅的企画 『夢十夜』、 等。
日本演出者協会会員。